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FFT描く
- 163 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします。:2008/02/10(日) 22:20:05.69 ID:F2sVNBuG0
- アグリアス・オークスは自分のこの「セイブザクイーン」を見る時いつも思い出す。
士官学校教師『オークスさん お宅のアグリアスさんは友だちをまったく作ろうとしません。
そう 嫌われているというよりまったく人とうちとけないのです。担任教師としてとても心配です。』
母『それが…恥ずかしいことですが…親である…わたしにも…なにが原因なのか…』
子供の時から思っていた。
町に住んでいるとそれはたくさんの人と出会う。
しかし 普通の人たちは一生で真に気持ちがかよい合う人がいったい何人いるのだろうか…?
クラスの○○くんのアドレス帳は友人の名前と誕生日でいっぱいだ。
50人ぐらいはいるのだろうか?
100人ぐらいだろうか?
母には父がいる。父には母がいる。
自分はちがう。
使えない特殊技能持ち主とか没落貴族はきっと何万人といるんだろうな。
自分はちがう。
「自分にはきっと一生誰ひとりとしてあらわれないだろう。」
「なぜなら この『聖剣技』が使える友だちは誰もいないのだから…見えない人間と真に気持ちがかようはずがない。」
オルランドゥ伯 ラムザ アリシア ラヴィアンに出会うまでずっとそう思っていた。
メリアドールとムスタディオのことを考えると背中に鳥肌が立つのはなぜだろう。
それは、目的が一致した初めての仲間だったからだ。
ルカヴィを倒すという この旅!
数十日の間だったが気持ちがかよい合っていた仲間だったからだ。
アグリアス・オークスは「セイブザクイーン」を見て考える!
聖剣技を昔のように誰にも気づかせなくしてやる。
そう!ルカヴィの正体をあばき倒すため完璧に気配を消してやろう。
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