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FFT核
303 :
VIP足軽t
:2006/11/20(月) 04:37:26.82 ID:oG4AQZmG0
>>300
http://gentou.sakura.ne.jp/cgi-bin/fft_uploader/src/fft011524.jpg
ユーグォの森にて
死してなお、この世を漂う魂たちがいる。
それは怨嗟か、未練か、世の理を曲げてなお伝えたいことがあるのだろうか。
ユーグォの森にはそれが集まっていた。そこは天に通ずるとも言われ、地の底に届くとも言われる。
そこに一人の青年が現れた。金髪を揺らしながら彼は惑う魂を見つめ、ため息をついた。
瞳には悲しさが宿っていた。瞳には無念が宿っていた。
だが何よりも、追悼の意がそこには篭っていた。
青年は小さく何事かを呟いてから左手に持った剣を掲げた。
木漏れ日に反射して、刀身は鮮やかに輝く。それを見て青年はゆっくりと森の外へと歩き始めた。
そこにいるはずのない魂に、彼はただ涙した。ただ涙は流れない。彼の心は泣いていた。
注釈:見えない? ごめんなさい。資料ないんです。言い訳です。
風景画無理です。ボールペンです。描ける人は描けるんだろうなと欝になった。
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0ch BBS 2006-02-27