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FFT書く
511 :
私立イヴァリース学園 演劇部編
:2006/11/15(水) 00:41:17.97 ID:bb59b6ZW0
「で、ストーリーなんだけど、・・・・・これだから読んどいて」
専制部長制政治の辞書に多数決とか反論とか言う文字は無い。
ディリータは本を手に取るが、いやな予感がした。
「・・・まさか、去年の作家・・・桃魔じゃないだろうな?」
去年の作家・・・・文化祭でエロ小説を地でいくストーリーを書いた作家だ。
それをバルマフウラのエロ演出でやったわけで・・・・・
たしかに反響は大きかったが、相手役のレディ先輩は文化祭後寝込んでしまい、ついには留年した。
ちなみにそこまでやって演劇部が廃部にならなかったのはバルマフウラが暗躍したからだとディリータは睨んでいる。
「残念だけど桃魔っち忙しそうだから」
ディリータは猛烈に嫌な予感がした。
「・・・・忙しそうだから?」
「私が書いた。」
遠くで雷が鳴った。
「・・・・・意外に普通だな」
ディリータは心の準備のために放課後まで台本を読むのを待ったのに中身は拍子抜けするほど普通の話だった。
「台本チェックがあるらしいからね、もしかしてマークされてるのかしら?」
雨が気になるのか、バルマフウラは窓際でしきりに外を見ながらそう言った。
そりゃぁ300人の聴衆の前でストリップショー演じればマークされるだろう。ディリータはこの女の神経回路を疑った。
何度か読み直すうちにディリータはあることに気づいた。
「部長、この台本に配役が書いてないんだが?」台本は渡された時点で配役が決まってるそれが専制部長制というものだ。
「・・・・・書いてないのは決まってないからですよ」返事は意外にも定位置で本を読んでいた”王女様”から返ってきた。
どういうことだ?ディリータはそう聞こうとしたが、オヴェリアが遮る。
「来られたみたいですね」たしかに誰か来たようだ。バルマフウラが舌打ちしたように感じた
ドアを開けて入ってくるなりその女はこう言った。
「今日から臨時顧問になったミルウーダよ、よろしくね」(続かない)
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