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FFT描く

748 :私立イヴァリース高校:2006/11/13(月) 00:51:58.58 ID:kRd5U4vH0
「ラムザ兄さーん!」
アルマの声で目を覚ます。4限をサボっての昼寝というのはどうしてこう気持ちがいいのだろう。
「メシ?」
ムスタも起きる。こいつは本能のままに生きてる。「そのうち野生に帰るだろう」とはデュライ先生の評。
マラークは・・・・・もとから起きてて、いつも通り小難しい本を読んでいる、こいつはいわゆる「本の虫」だ。
読んでいる本は「魔獣語総論U」ぜんぜんわからない。きっとシモン先生と同種の人間なんだろう。
こんな3人だが今日は「マラソンなんてやってられるか」と珍しく意見が一致し3人揃って昼寝実行。
ミッションは成功し、そして今は昼休みと言うわけだ。
下を見るといつものメンバーが居る。
アルマ・ティータ・ラファ・ディリータ、そう、オヴェリアも。
ここのところこのメンバーで屋上で昼飯を食べてる。
もともと男4人と妹のアルマとディリータの妹のティータとマラークの妹のラファだけだったのだがアルマがオヴェリアを連れてきた。
そこまではよかった。うん、そこまでは。
「兄さん、はいお弁当」ラファとマラークの兄妹は見ててほほえましい。
「はい、ムスタさん。ラムザ兄さんも」
「メシーメシー」アルマはムスタの分も作ってくる。餌付けして何をする気なのだろう。
まあ問題は・・・・
「・・・・」例によってディリータの助けを請うような視線を感じたがガルテナーハ兄妹の方を向いてディリータの方は見ないことにした
「はい、兄さんお弁当」「ディリータさんお弁当です」予想通りプチ修羅場が繰り広げられていた。
「今日は兄さんの好物のアーリマンの丸焼きよ」「梅サンド作ってきました、食べてください」背中で静かに緊張感が高まるのを感じながら5人は楽しく食事した。
「それにしても・・・・(アーリマン一撃でしとめたのか?ティータ)」恐るべし兄妹愛。
「おお、同時にいった!」ムスタが実況する。いや頼むから地雷原刺激するな。
「完食!」マラークも驚く。「アーリマンって食べれたんだ」ラファがつぶやく。僕も初耳だ。
「レーゼ先生呼んでくるね」アルマが言う。
「頼む」むしろシモン先生に葬儀の準備を頼んだ方が早いかもしれないと思いつつアルマに頼んだ。
「ラムザ、お前は何を食った?俺は・・・・・(ガクッ)」ディリータ、君こそ真の勇者だ。(続かない)

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0ch BBS 2006-02-27