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FFT描く

703 :私立イヴァリース高校:2006/11/12(日) 22:55:50.47 ID:GabiceYx0
帰宅時間。体育教官室。アグリアスはこの時間ここに居ることが多い
居心地がいいこともある。職員室にも机はあるのだが、めったに戻らない。
「(せめてとなりがバリンテン先生じゃなかったらねぇ?)」
アグリアスはこっそりため息をついた。考えを見透かすようにザルバッグが笑う。
赴任したての頃はそのたびに反応していたが最近は気にしないようにしている。
反応を楽しんでるのだ、「まったくベオルブの奴等は・・・」アグリアスはもう一度小さくため息を吐いた。
帰宅の鐘がなる。
「(そろそろかな?)」立ち上がり、カバンを取り出口に向かう
「アグ姉ぇ〜」廊下から元気な声がする。遅かった。
「・・・オークス先生。何度も言うようですが生徒と先生の間柄なのですから・・・」鬼のシドもといオルランドゥ先生が諦めたように言う
「よく言い聞かせます」笑いをかみ殺しているザルバッグを軽く睨んでそう言った。
・・・・・・
「アハハハハ、シドまたそんなこと言ってたんだハハハハ」ラヴィアンに反省の色は無い。
「ラヴィ、そろそろ隊長の血管が切れるから止めなさいよ」私を隊長と呼ぶのはアリシア。
三度の飯よりプリンが好きって娘だ。じっさいプリン以外を食べているとこは見たことが無い。
「それより・・・二人ともちゃんと勉強してる?明日数学のテストでしょ」
「へ?」見事に声がハモる。そして固まる。「ダーラボン先生言ってなかった?」返事が無い。
「・・・・・ちゃんと起きてた?」顔を横に振る動きまで完全にシンクロしている。流石だ。
「テストーーー!?」「何数学って?数学って何?」・・・前期も同じことがあったような気がする。
「範囲わからないー」いや同じようなじゃなくて一言一句同じだ。
「ディリータに聞きなさいよ」そういうとラヴィアンが困ったような顔をした。
「最近はディーたんと話すだけでオヴェリアが睨むんです」何がおかしいのかアリシアが笑いながらそう言う。
「しょうがないからラムラムにアグ姉から聞いてよ」ラヴィアンが意味ありげに笑いながらそう言った。
「なッ!?」かぁと自分の顔が紅潮してくるのがわかる。アリシアもにやにやしてる。
「(くそ、こいつら、来週の授業はマラソンにしてやる。)」(続かない)


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0ch BBS 2006-02-27