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246 :以下、佐賀県庁にかわりまして佐賀県民がお送りします:佐賀暦2006年,2006/11/08(佐賀県職員) 17:17:33.59 ID:k1ZlHvXM0
>>25
ちょっぴり黒め

いつもどおりの夜、何も変わらない平凡な夜、ただひとつの事をのぞいて、
「オヴェリア様ー晩御飯ですよー」
一階から時魔道士の声が響いた。
「ありがとう部屋にもって来てくださいますか」
オヴェリアは今まで修道院で暮らしていたとはいえ、王女であり、普段から皆で
食卓を囲むという習慣がなかったため、いつも別の食事を用意してもらい。それを食していた。
だから、この返答自体もいつもどおりのことであった。
「はーい」
時魔道士は元気な返事と共に、階段を上がってきた。
ただ、オヴェリアは何かいいあらわせない違和感を感じていた。
何か、普段感じることのないものを感じていたのである。
そして、違和感は時魔道士の気配が近づくごとに強くなり、
時魔道士が部屋の前まで来たときに違和感の正体はっきりと理解した。
『物音』である。確かに食事をもって来てもらっているのだから、
食器が触れ合う音がするのは当然のことではある。
ただ、いつもと違うのは、何度も何度も金属が重なり合う音、それは、ナイフや銀食器等のように軽いものでけではなく、
重いものが混じっている、そう、剣と留め金といった物の重なり合う音だった。
オヴェリアは自分の身の上、、食事といいつつおそらくは武器であろう物を持って上がってくることを考え、
オヴェリアは逃げ出そうともかんがえたが、『物音』は扉のすぐ向こうでしており、
自分の身にこれから何が起こるかを覚悟した。そして、扉の向こうの時魔道士から声がかけられ、
オヴェリアの返事も待たずに扉は開けられた……

続きは想像にお任せします

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0ch BBS 2006-02-27